拡散接合 & 中空構造|革新の「中空構造」が実現するパターの理想形。
[MERGE]が目指した中空構造を実現するのが、拡散接合という最先端技術です。
金属同士を内部面全体で繋ぎ合わせる、微細な誤差も許されないロケット部品などにも用いられるこの技術によって中空容量を変化させ、パターのウエイトバランスを調節。
バックウエイト部の重量を左右に振り分けることでミスヒット時の直進性を高め、
さらにブレード部を中空構造にして重心位置をより打点から遠ざけることでボールの転がりをなめらかにします。
そしてこれらの緻密な構造を可能にしているのが設計時の高度なプログラミングで、ヘッド & ネックを一体化する高精度な削り出し技術の裏付けでもあります。
拡散接合による
理想のウエイトバランスが…
ミスヒット時の
直進性をアップ!
独自の中空構造が
重心位置を打点から遠ざけ……
イメージ通りの
なめらかな転がりを実現!
ヘッド&ネックの
一体削り出しによって…
中空構造とともに
軟鉄のような柔らかい
打感を創出!
ワンオフ&フィッティング|最先端技術が息づくジャパン・クオリティ。
[MERGE]は、設計から組み立てまで全工程を国内で行います。
なぜなら、綿密を極めるフィッティングで導き出した設計値と製品精度を完全に一致させるためには、日本の精密機械技術でなくてはならなかったからです。
ヘッドからシャフトネックまで5軸マニシングセンタ(3直交軸+2旋回軸)による精密な切削加工と
丹念なハンドミルドなどを駆使して完成する、まさに一度限りの究極のワンオフモデル。 製造可能な本数は2か月で20本前後(最大24本)。
量産型とは一線を画す、日本の最先端技術の粋が込められた必要期間とお考えください。
お客様のご要望に応じて、綿密かつ高度なプログラミングによって全体を設計。 |
前加工 | 加工に適したサイズにカットして土台を整える。 |
中空加工 | 中空域を形成するための窪み部分を削り出す。 |
研磨加工 | 中空加工で削ったパター前方部分になる金属と後方部分になる金属を拡散接合するには、接合面が5/1000以下の精密な平面度であることが必要なことから、専用石で接合面を約2/1000程度まで平面に研磨する。 |
特殊な接合炉で、加熱・加圧を行い繋ぎ合わせる。溶接のように外周部だけではなく、 拡散接合によって内部面全体が完璧に一体化される。 |
粗ワイヤーカット | 拡散接合でできた金属の塊を、ワイヤー線で糸鋸の要領で切り抜く。 | |
マ ニ シ ン グ |
ネック | ネック部分→バックフェース&ソール部分→フェース(打球面)部分と、 ヘッドのみならずすべての部分を削り出しで行う。 |
バックフェイス | ||
フェース |